「コロナが終わったら…」

2020-05-08

皆様こんにちは。
自粛生活、いかがお過ごしですか?
全世界をあっという間に席巻した新型コロナウィルスは、最近少し落ち着いてきたんですかね。
昨日は愛知県で久しぶりの新規感染者ゼロを記録して、僕も自宅で一人祝杯をあげました。
第2波、第3波があるとしても、一瞬でもゼロがある事はすばらしい。ゼロを基準にまた始めればいい訳ですからね。

僕の自粛生活は到ってシンプルで、
①自宅と事務所以外はなるべく立ち寄らない
②会った人を書き留めておく
③酒を飲まず筋トレして早く寝る
これだけ。
特に③は現役引退してからワガママに育った下っ腹に非常に効果があって、既に4パックがうっすらと確認できるように、、なった気がします。
いや、元々検診の体力測定では腹筋だけが0~24歳レベルなのよ?分厚い肉(に見えるなにか)の下は筋肉なのよ?
・・・って、酒飲みながら誰かに言いたい。あ~、、誰かとくだらない言い争いしたい。キャバクラ行ってニヤニヤ自分語りしたい。もう嫌じゃ。なんだよコロナって。

世間では「自粛警察」なる造語が出てきて、街や公園で遊ぶ子供に怒りの矛先が向かっているそうですね。
確かに通勤中や帰宅中、子供たちが外で遊んでるのを見かける事もあって、それに怒る人々の気持ちもまあ少しは理解できます。
子供はね。仕方ないよ。エネルギーの固まりが2カ月も家にいるって普段ならあり得ないし。
怒る人は真面目にストイックに自粛生活を頑張ってんだろう。その証拠が「怒り」なんだよ。

弊社では引き続き、休業班と時短交代勤務班に分かれてなるべく外に出ない生活をお願いしています。
色々な方が国の対応の遅さ、まずさを海外と比べたり持論を展開して批判していますが、
実は政府の対応は非常に早く、愛知県の本気はそれは素晴らしい物でした。
これ、会社経営してたりすると本当によく分かるんです。
国は2月の時点(まだこんな大ごとになると誰も思わなかった時点)で保証を拡大し、申請のハードルを激甘にして休業に対応してくれていました。
県は複数回に渡るクラスターを見事に抑え、国では手の廻らない細かな助成を何個も打ち出しました。
弊社のような社員を大勢抱える企業にとって、これは本当に効いている。感謝しても感謝しきれません。
今まで税金にグチグチ言ってごめん。
コロナが終わったら10倍納税して返すよ。

いやしかし、いつ完全終息するんでしょうね。
収束したら何したい?温泉とか行きたいね。野球も見たいし飛行機にも乗りたい。沖縄とかいいよね。

こんな事になって、無くさないとわからない大事な物が浮き彫りになって、色んな感情が出てきて。
僕的にはこの自粛生活は価値のある物になるのかもしれません。
エンターテイメントなんて今は必要ない、ってどこかで思ってた僕が、自粛生活で普段あんま聴かない音楽を聴き、ミュージカルの映像をむさぼるように観たり探したりして、
結局、今この孤独の中でエンターテイメントを欲しているという。

そう。無ければ生きていけない訳じゃない事くらい僕達だって分かってんの。言われなくても。
必要ない事に人生を賭けるから、舞台は輝いてんの。

全ての舞台・イベント関係者の皆さん
皆さんが積み上げてきた仕事はどれも無価値なんかじゃありません。
今は素直に耐えましょう。助成金に頼ってください。
もらえるもん全部もらって、なんとか生き残りましょう。

そしてコロナが終わったら、また一緒に酒飲みに行きましょうよ。
「いや~、俺は余裕だったんだけどな?」なんて、シレっといつもの顔で言ってください。

〆のラーメン?いやダメ、僕いま腹筋してるんで。