
【ピグマリオン-PIGUMARION-】@北九州芸術劇場 現地大道具?
我らが御園座での公演中に「実はこの後の北九州公演の大道具が揃っていなくて・・・」とご相談を受けた本公演。
えマジで?ウチも全然余裕ないけどそれは流石にピンチすぎるな・・・
とか言いながらダメ元で各所調整してみたら奇跡的に何とかできてしまった、というイレギュラーなお仕事でございました。
ご協力いただいた社員さんや外注さん大変お騒がせしました。カンパニーの皆さん今度なんかご馳走してね!
今から数十年前、僕が小学生だった頃のお話。
担任の先生は黒板に大きな円を描き、十字に四分割してそれぞれにこう書き込みました。
【他人から見た自分】【自分から見た自分】【自分から見た他人】【他人から見た他人】
そしてクラス全員にこう問いかけました。
「この中で最も大切なのはどれですか?」
クラスのほとんどが【他人から見た自分】を選ぶ中、僕が選んだのは【自分から見た自分】。
それぞれが選んだ理由を発表しながら、先生が少数派をやんわりと否定しつつ意見を纏めていくという午後の道徳の時間。だったかな?
ありがちな小学校の授業風景ですね。
圧倒的少数派の僕(ほか数名)と、先生を含めた大多数との意見交換という地獄のような状況に煽られ、次々と着席していく元少数派のクラスメートたち。
やがて最後の一人になり集中砲火のような攻撃(口撃?)を浴びせられるも、僕が自分の意見を変えることはありませんでした。
だって人から言われて意見を変えるのは【自分から見た自分】を否定することになると思ったから。
あと「他人」つまりクラスメートや先生から見た自分を気にして意見を変えるのをダサいと思ったから。
うまく言語化もできないまま先生にまで言い返し続け、そのままチャイムが鳴って授業は終了。
対立した雰囲気のまま、僕にとっては最悪の結末。
おかげで「まちがった事を認めないアホ」という暗黒キャラクターが定着して、その後しばらくイジられ続けることになります。
これ、僕が酔って面倒くさくなった時間帯に誰かに話したくなる、少年時代の印象深いエピソードなんです。
「・・・どう思います?」
いや面倒くさ。ほんと面倒くさい酔っ払いに成長した僕と、ぼんやり聞く先輩。
「ん?ん~、わからん。」
うん、そうよね。答えとしてはそうなるよね。酔っ払いの与太話でスンマセン。
実は今でも正解なんてわからんし、学校教育に文句がある訳でもないんです。
ぜんぶ大切っちゃ大切。でも全部どうでもいいっちゃどうでもいい。
あの時、もしみんなと同調していたら?納得したフリして座っていたら?
いや、それが正しかったのかもしれんな。「自分の意見より大切にしたい何か」があるって事だもんね。
でもそこまで深く考える小学生なんておるん?僕が子供だっただけ?
「まぁでも面白い話だと思うよ、おまえらしい。」
ボソっとそう言って、またスマホをいじる先輩。
・・・なんかアザス、かえろか。笑