我がドラゴンズは3年連続最下位。ある意味で理想的なシーズンを終えました。
いや理想的です。だって長い目でみたら優勝か最下位しか記憶に残らんもん。そうでしょ?そう思わない?
・・・来年ほんと楽しみにしとけよ。涙
音楽劇「ライムライト」クリエ~ドラマシティ~大分公演 ツアー大道具
今回でなんと3回目の上演となったチャップリン晩年最高傑作の舞台版。
担当さんたちが楽しみにしていた大分・別府公演では超大型台風が直撃して公演自体の開催が危ぶまれる状況でしたが・・・奇跡的に幕は開いたそうです。
担当さん達お疲れ様でした!
岡崎歌舞伎公演 大道具&展示納品
皆さまご存じ「獨旅五十三驛」(ひとりたびごじゅうさんつぎ)のうちの一番有名な一幕「旅噂岡崎猫」(たびのうわさおかざきのねこ)は岡崎市に実在する無量寺が舞台です。
今回は施設展示として実際の舞台セットを少しデフォルメした物も製作納品させていただきました。
この獨旅五十三驛、実は僕も現役時代に大道具として参戦した事があるんですが・・・正直しんどすぎて思い出したくない位の大作でございます。なんせ全部で53景あるからね。
旅噂岡崎猫はその中でも一番有名な景。油を啜り宙を飛ぶ血まみれの化け猫(けっこうコミカル)は一度観たら忘れられません。
土日で3公演しかないという事で、チケットは即完売。
他にもトークショーやお練り、今回の公演の為だけに作られた岡崎が題材のオリジナル新作舞踊(!)も盛り込まれて、本当に豪華で贅沢な公演でした。
岡崎市さん頑張ったね。色々とありがとうございました!当社の担当さん達もお疲れ様でした!
まあでも歌舞伎は・・・今の若い人にはなかなか良さは伝わらないんだろうな、と薄々は感じています。
スマホで何でも観れるし、探せば刺激なんていくらでも手に入る時代ですからね。
歌舞伎の語源である「かぶく」の意味を調べると、
「奇妙な身なりで人目を引き、常軌を逸した行為や精神を表現するために歌い踊る行為」
と出てきます。
現代にもユーチューブにこんなコンテンツたくさんありますよね。
そのユーチューブで歌舞伎を観るのは、実はオススメできません。魅力がほとんど消えるからね。
そうなんです。動画と相性が悪すぎるのが最大の弱点なんです。
生で観ないと面白くないエンタメ、それが歌舞伎。
機会があったら若い人にも是非観にきてほしいな、といつも思っています。
今回の岡崎歌舞伎のトークショーの中で、市川中車さん(香川照之さん)がこんな事を仰っていました。
「古い物と新しい物は順番に並んでいるのではなく、二本の螺旋状の線のように同じ場所に存在するんです」
流行はまるでDNAの形状のように入れ替わりながら交互にやってくる。
だとしたら・・・空前の歌舞伎ブームは近いかもしれませんよ?みんなもう動画なんて飽きちゃってるんだから。