もう2月か・・・。
名古屋の冬は雪が積もらないかわりに極寒でございます。
今年は特に寒い日が多いな~。
ミュージカル「next to normal」クリエ~福岡、兵庫 ツアー大道具
2022年からの再演となった話題作、ツアー大道具として参戦してまいりました。
年末のクリエ撤去~元旦の博多移動・・・ありがとうございました!(笑)
祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」日生劇場~大阪、福岡、富山、愛知公演 ツアー大道具
こちらも年越し案件、コロナでツアー中止となった2020年春からのリベンジ参戦となりました。
「え?公演中止!?全部!?嘘でしょ・・・」ってあれ未だにトラウマ。
という訳で他にもたくさんの作品に関わらせていただきました。
関係者の皆さまありがとうございました!
舞台は没入感を味わってもらう場所ですから、デザイナーや脚本家、演出家といったクリエイターたちの想像力が最も優先されます。
超リアルな再現あり、抽象的な表現あり、サプライズや奇を衒う演出あり。時代と共にどんどん複雑化していくのは人の記憶に残る業界の宿命。
常に新しい物を創造していくことが、舞台という非現実空間の価値ですからね。
そんなクリエイターたちの頭の中に入っていって、イメージをそのまま実現すること。
つまり現実と非現実を行ったり来たりする事が、僕たち特殊技術者にとっての主な仕事。
絵を描いて作ってみて・・・なんか違う。舞台に飾って動かしてみて・・・なんか違う。
そりゃもう元々イメージですからね。こんなの全くもって慣れっこ。
正直アホらしくなる瞬間もあるけど(すんません)、プロとして全力でカタチにしていきます。
よく「大道具って実際どんな仕事なんですか?」って聞かれるけど・・・実際ホントにそんな感じだから言葉で説明するのが難しいんよね。
照明さんのように「明かり」を扱う仕事じゃなく、音響さんのように「音」を扱うお仕事でもなく。
「雰囲気」を扱う仕事かな?みたいにカッコつけすぎて、恥ずかしくなって笑ってしまう事もあります。
凡人が芸術家の意図を読むなんて元々が無理なんだと割り切って、理不尽でも一旦黙って受け入れたり。
デカいもの、重いものをみんなで静かに動かして、コソコソと組み立てたり。
物語の内容を理解したり、楽曲を覚えたり、タイミングを考えたり。
セットの中で2時間も尿意に耐えたり。
怖そうに見えて実は真面目で、繊細で健気で我慢強くて。
そんな彼らに憧れ続けて、僕は今でもこの世界を離れられない。
泣いて笑って大道具。心底カッコいい商売だと思うワケです。