秋から冬へ。あんなに暑かった日々もすっかり過去になって、
乾燥肌の僕には厳しい冬がやってきます。
コロナ過だろうとヒマだろうと、季節は四季の順番通りに巡ってくるんですね。
皆さんどんな秋でしたか?僕はなんだかんだ良い秋だった気がします。
「ラグナシア2020 イルミネーションクリスマス」設営
今年も綺麗に仕上がりましたね。社員の皆様、長い施工期間たいへんお疲れさまでした!
皆様ぜひ見に行ってみてくださいね~!あ、もうそんな時期なんか、って絶対思うから。
来年も同じ人と見たい、と思ったらそれが愛という情。メリークリスマス。
なんじゃそら。笑
業界のサクラダファミリアと呼ばれた弊社事務所のエントランスボードに、とうとう社名が入りました!
一応これで全部できた、かな?手直しは少し残ってるけど、大道具会社の事務所らしくなったと思います。
この次の春が来たら創業から丸9年。9年前の僕達がこの事務所を見たら何て言うんだろうね。
リアルステージって社名、いろんな人に冷やかされたなあ。
今はもう冷やかす人も居ないし、条件次第で仕事を断る事もあるし、
資金ショートして電話をかけまくる事もないし、悪くもないのに謝って回る事もない。
現場で後先考えず正論を振り回す事もなくなった。
「普通の会社」が目標だった僕らは、今度は普通の会社になれた今を受け入れなければいけないんだよな。
リアルステージ=現実の舞台
現実の舞台というよりも「現実の世界に放り出された、夢のような世界の人たち」というイメージでした。
現実を受け入れよう。僕たちは今まで甘えていたんだよ。
中日劇場という名門で育った、ある意味恵まれすぎていた僕らなりの覚悟。厳しい船出。そんな気持ちで命名しました。
でも…そんな古い話、もう徐々に忘れていっていいんじゃない?って思っています。
なんでかって?
大道具は普通の職業。みんなそう思ってウチに来てくれたんでしょ?
イメージ悪くなかったんでしょ?
新しいイメージが勝手に付いて、古いイメージは消える。それがもう僕には何よりの成果なのよ。
弊社には世襲制度はありません。つまり次の社長は社内から選出されます。
その次も、そのまた次も。
普通の会社を引き継ぎ続けて、いつか僕が知らない社長がこの社名の由来を知って、
それを酒の肴にしてくれたらいいなあ、と。エントランスボードを前にそんな妄想をしているんです。
「その時はこんなのブッ壊して、新しくカッチョいいの作っていいんだよ」
いやマジで。遠慮はいらんよ。