6月のお仕事&「ストレスの正体」


東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」@御園座公演
大好評のうち千秋楽を迎えた大型ミュージカル、名古屋公演が無事終了しました。
「え?御園座でやるの?」と言ったのはいつだったでしょうか。。
正確には「え?御園座でやれるの?」だったんだけど。

撤収も済み、弊社のツアーメンバー5名は次の公演地である大阪へと旅立って行きました。
大阪からの毎日の終了報告は22時頃。そりゃ大変だよね。頭が下がります。

先日、同業他社さまに入社された今年の新卒の方とお酒を飲む機会がありました。
「どうやって就職先を選んだの?大道具部門の求人って名古屋で3社くらいしかないよね?何を基準に?」
実は弊社も2名、彼と同じ出身校で採用してまして。友達同士だそうで興味が出てしまって。
大手2社、弊社とそれぞれ3社の印象みたいな物を、アホなふりして聞いてみたんです。
「3社中、一番現場が多くブラックなのがリアルさんかなと」(私、爆笑)
弊社の社員が同席してたら首が千切れるくらい頷いたんやろな。
やっぱり総合的に大きくしっかりしている2社択一になったみたいで。そりゃね。僕でもそう考えます。笑

実情をここで書くのも変ですが…弊社は見方によっちゃシンドい会社なのかもしれません。
一番弱小なので、一人ひとりの守備範囲は確かに大手さんより大きいかもしれません。
ツアーに出て3ヶ月帰ってこないとか、現場で休みが飛んだとか、ままあります。はい。
社員さん達の不満、把握しております。いやほんと頭が下がります。

「なるべくストレスの無さそうな」会社を選ぶ事は、就職活動において一番重要だと思います。
一生を過ごす会社を今決めろ、って言われたらその企業の印象は非常に大きな判断基準になるでしょう。当たり前ですわな。
実際入社してみて、思ったのと違ったら辞めて、また理想と印象を照らし合わせて探して…みたいな。

僕がぼんやり思うのは、結局小さなストレスから逃げてると何もできなくならん?
世の中の簡単でストレスフリーな事にはどれも大した意味はなくて、少し背伸びをしてプルプルして、気が付いたら少し背が伸びてるやん、みたいな
そうやってどの業界も、どのスペシャリストも、あなたの両親も兄弟も憧れの人も
自分の意思で登ってきたとして、
それを彼らは当時ストレスと思ってたのかな?という事になるのかと思います。

結局ストレスの原因なんて業務のシンドさじゃなくて、
一緒に働く人の性格や人格が自分に合うのかどうか、でしょ?
なら会社の規模や印象なんて関係なくない?

と、こんな事言える訳もなく。
弊社に入社した彼の友達2名が彼を軽く越えていく、という妄想でニコニコしてました。笑