新入社員 研修月間

2016-04-19 11.34.26 (1)

桜もあっという間に散り、日によっては初夏の陽気を感じる季節になりました。
弊社では新人研修が本格的にスタート。先輩に優しく?指導を受けつつ忙しく過ごしている様です。

私自身も何度か直接新人研修員を担当しました。
正直な所…弊社の事業規模で6名もの新入社員を採用した事に対する不安、や、全くの素人さんにどうしたら仕事の面白さ厳しさ、プロ意識なんて形のない物を「わかりやすく」渡していけるか、というプレッシャーで最近は特にナーバスになったりもしましたが、不器用ながらも一生懸命食らいついてくれる姿は私共を幸せな気分にしてくれます。
できない、覚えられない、なんてのは2の次でいい。機材や名称、大道具の組み方なんてのは目に見えるんだからいずれ染みつく。
大事なのは空気感と優先順位。ここに居て何を思うか。
これが弊社の育成方針であるが故、外部の方には「無茶振り」なシフトに見えるそうです。入社後いきなりドームて!…って笑

大道具さん、って業界でもかなり特殊で、もちろん技術や知識は必要なんだけど一番大事なのは「立ち振る舞い」だったりします。
細かい事は置いといて、にこにこ気前よく何でもやってくれる、無茶な事でもあーいいよって言える、舞台の事ならまかせなさいよ!みたいなのが本物の大道具さん。そこには膨大な経験と知識と緻密な段取りがあるんですが、そんな物はプロなら当たり前の物でしょ?それで威張ったらカッコ悪ない?
これ、私を育ててくれた偉大な先輩達に共通するスタンスです。
はるか昔から脈々と受け継がれてきたこの大道具的価値観。これを継承していく事が私達の使命だと考えています。
新人のうちに色々な現場に行って色々な大道具さんを見る。道具より人を見る。間違えた時どうやって怒られたか、とか。
新人のうちしかこんなカッコ悪い事できませんよね?だから人種の坩堝なドームなんて最高な訳です。(こじつけ笑)

2016-04-22 14.43.22

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おまけ。
新人加納の出身校である名古屋工学院さまより今季のパンフレットを頂きました。
本人さんもこんな感じで載せていただいた様です。さわやかすぎて目が痛い。
対して下は弊社の若手頭の阪野。なにこれ。ラッパーか。何回見ても笑ってしまって困ってます。